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ケトン食の本質

私はガンに対抗するためには、兎にも角にも自分の身体の持っている免疫力を高める事が一番重要だと思っております。
以前の記事で書きましたが、ガンになるのはストレスや糖質の摂り過ぎなどによる免疫力の低下が引き起こすものだという考えなので、免疫力を高めるといいますか、まずは正常に戻す事が必要なのです。

世の中には免疫力を高めるとする健康食品、サプリ、健康法等がありますが、怪しいものも多く、中には逆効果だろうと思われるものもあります。(良いと思われるものもありますが)

そのような中で、免疫力を高めるのには断食が最も効果が高いだろうと以前から考えています。
断食は古くから行われている健康法ですが、最近は科学的な作用機序、実験結果等が多数報告されており、ガンに対しても断食することでガンが弱体化したり、さらに抗癌剤を併用することでより効果が高まったりという動物実験があります。

なぜそうなるのか詳しい作用機序は解明しきれていない部分も多いですが、断食によって基本的に免疫細胞の数が増えたり活性化するのは明らかです。
又、ガンに対する効果としてはガンを自滅に追い込むオートファジーが断食によって活性化したり、抗癌作用をもつとされるアディポネクチンというホルモンが断食によって増えるようです。
他にも様々な事が考えられますが、断食は、ガンにとって様々な方向から作用して抑制方向に導くのは理論的に確実と思われます。(それがどの程度効くかどうかはその人次第だと思いますが)


ところが、断食は効果が高いと思われる反面、1回でガンが消えれば問題ないですがそうでなかった場合はリスクが非常に高くなります。
断食をすると体重が落ちますが、それを糖質制限食で元に戻すには大変な作業になります。そう簡単に太れないのです。
糖質を摂れば楽に体重は増えるでしょうが、せっかく弱ったガンに再度たっぷりと栄養を与える事になりますのでそれは絶対に出来ません。
つまり断食は諸刃の剣なのです。

なので、断食は最後の手段にとっておいて他に良い手段はないか考えてみますと、

人間は、水さえ飲んでいれば理論的には90日くらい断食が可能と言われています。
断食状態になると、体内では筋肉を分解して身体に必要なブドウ糖を作り、さらに脂肪を分解してケトン体を作り代謝を維持します。標準的な体型であればその貯蓄量がおよそ90日分あるという事です。
しかしその結果、90日後にはガリガリに痩せ細る事になります。
という事は、痩せないギリギリの必要最低限の栄養素(蛋白質と脂質)だけを補給してやれば断食に近い状態を作れるのではないかと考えた訳です。

当初は、糖質制限がすなわちその状態になるのではないかと考え糖質制限を始めたわけです。
なので、糖質は厳しく制限しますが蛋白質と脂質の割合は特に気にせず食べてました。


ケトン体は、断食をすると個人差はありますがだいたい5000μM/L前後まで上昇するようです。
しかしながら、自分の場合や他の人の例を見ても、糖質制限ではどんなに頑張っても、せいぜい2000μM/L程度にしかならないのでは?と思い始めました。

改めて考えてみますと、断食状態で身体が何をエネルギー源とするか二つの選択肢があるわけです。
筋肉を分解してブドウ糖
脂肪を分解してケトン体
筋肉も脂肪も、身体にとっては両方必要なものです。出来れば両方共残したい。しかし分解しなければならない。
こう考えた場合、より必要の無い方から分解するのではないかと考えました。
つまり、ケトン体を優先して使うためには筋肉を残す必要性を身体に認識させる必要がある。
その方法は、運動して筋肉に負荷をかける。又は蛋白質の摂取量を抑える。あるいは脂肪摂取の割合を増やす。
という推測が考えられたので、蛋白質量を減らしてみた結果、総ケトン体4725μM/Lという断食状態に近い値が得られた訳です。
で、身体に必要な最低限のタンパク質量と一日に必要なカロリー等を計算すると、まさしくケトン食の式で導かれる蛋白質量と脂質量に行き着きました。

ケトン食の理論は1920年頃に確立して計算式もすでにその頃にあったようですが、その背景にはこのような理屈があったのかとちょっと感動しました。

まとめますと、ケトン食というのは擬似的な飢餓状態を安全に長期間続けるという食事なのです。

ケトン食といいますとあくまでもケトン体の様々な効果を期待してケトン濃度を上げる為の食事と考えがちですが実はそれ以外にも身体に良いと思われる効果がたくさん潜んでいるわけです。
先ほど書いたオートファジーもその一つで、蛋白質の欠乏によって活性化してくるので、単なる糖質制限だけよりもケトン食でより効果が期待できると思われます。

しかし一方、糖質制限だけではガンに効果がないかといえば決してそうではありません。

糖質制限だけで、免疫力が復活してガンを縮小方向へ持っていける可能性は十分にあると思っております。

糖質制限だけで、免疫力の向上は十分に感じます。元々免疫力がひどく低下していた人にはそれだけでガンの縮小効果がみられる可能性はあります。決して否定は出来ないと思います。

以前の記事で糖質制限をしたからガンが飢餓状態となって死滅することは有り得ないと書きましたが、それはあくまでも「飢餓」で死滅するかしないかという話です。
糖質制限をすると、通常の血糖値もがくんと下がって低血糖になると誤解してる人も結構いるようなので、それは無いという意味で書いたまでです。


またまた、まとまりのない文となってしまいましたが、ケトン食というのはケトン体の効果だけでなく断食に近い様々な作用機序が期待できるという事と、実践する場合は、タンパク質の量が極めて重要だという事を私が身を持って実感したというお話でございました。
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コメント

三井温熱
熱を試してみてください。肺がんには、きくとのことです。三井温熱、やってみてください。まずは、本をよむのがいいかと。三井とめ子、徳山聖徳、の書いた二著があります。
Re: 三井温熱
へーさん

癌に対抗するには免疫力を高めるために、体温を高く保つ事が重要であるとの認識を持っております。

身体に熱を加える療法はたくさんありますが、三井温熱という方法は他とは違った利点があるのでしょうか?
三井温熱を選択する理由をご存知でしたらご教示いただけますと幸いです。

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