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癌と玄米菜食

ネットや本屋で情報を調べていると、ガンになった時の食事として玄米菜食がさかんに勧められていますが、これはどうなのでしょう?

糖質制限の観点から見ますと、玄米も糖質たっぷりな炭水化物ですので摂ってはならない食材です。

しかし、これだけ玄米がもてはやされるのは玄米に特有の「何か」があるのでしょうか?
もしそれが糖質の悪影響を考えてもそれを上回る抗癌作用でもあるのならば、摂取した方が良いと思いますので玄米についてあれこれ調べてみました。

一般的に玄米は食物繊維やビタミン、ミネラルが豊富と言われますが、それは特に玄米に限った話でなく別の食材からもいくらでも摂取出来るものです。
その中で玄米特有と思われるものにギャバというアミノ酸の1種があります。
ギャバの効能としては、血圧を下げる、中性脂肪を抑える、肝臓・腎臓のはたらきを高める、神経を鎮めると言われておりますが、これは糖質制限でもほぼ同じ効果が得られますので、玄米を食べる理由としてはちょっと役不足です。

そんな中、玄米特有の物質で癌に効きそうだと考えられるものがありました。

RBA(Rice Bran A)とRBF(Rice Bran F)という物質です。
これらがどういう作用を及ぼすかというと
RBAは免疫力を活性化して癌を縮小させる。
RBFはガン細胞のエネルギー代謝に作用して飢餓状態に追い込む。
この二つの作用で癌をやっつけるそうです。

マウスを使った実験で効果が確認されているとあったのでデータを見てみると、「ガンの成長阻止率が70%」と書いてありました。
一瞬、おっ、と思いましたがよく考えると「成長阻止率」という事はガンを縮小させるのではなく、あくまでもガンの成長速度を遅くするという事ですよね。
しかもその実験は玄米からRBAとRBFを抽出して行った実験のようです。
つまりその効果は純粋なRBAとRBFという物質の効果であって玄米の効果ではないのです。

純粋なRBAとRBFは癌の成長スピードを遅くする可能性はありますが、玄米として食べた場合はどうなのでしょうか?
玄米の主成分である糖質は、ブドウ糖とインシュリンによって癌を成長させる方向へ働きます。
恐らく糖質による癌の成長作用が勝ってしまうのではないでしょうかね?
元々RBAとRBFは癌を縮小させるほどの強力な抗癌作用もないのですから。


私には、あえて玄米を食べる理由を見つける事が出来ません。


日頃何も考えず暴飲暴食をしている人が玄米菜食に切り替えれば、それは確実に身体は良い方向へ行くでしょう。
しかし、決してベストな食事ではないのです。
玄米菜食というのはそういうものだと思います。

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コメント

米ぬか
はじめまして。いつも拝見しております。
玄米菜食は、もはや信仰に近いものがありますね。
「Rice Bran」というのは「米ぬか」のようですから、どうしても摂りたいのであれば、米(胚乳)ではなく、米ぬかを食べれば糖質制限とは相反しないのでは?と思われます。
Re: 米ぬか
コメントありがとうございます。

米ぬかのRBAとRBFの効果はとりあえず置いといて、
別件で、大腸における食物繊維は免疫力の向上に非常に関連しているようなので、食物繊維豊富な良い食材はないかと探している時に、米ぬかも検討してみた事があります。
(RBAはαグルカンの一種なので免疫力が上がるというのもその作用なのですが。)

しかし調べてみると米ぬかは100gあたり30gの糖質が含まれるようで、これはちょっと無理だと判断しました。

米ぬかにこだわる必要もないですから(笑)
生玄米菜食
アマローネ様
こちらでは、はじめまして。モリモトです。
「癌と玄米菜食」ということで、甲田門下生として少しお邪魔させて頂きます。


私にとっては甲田光雄先生が<人生の師><食養生法の師>であり、
30年近く玄米菜食(一日二食/ないし一食)・断食等を実践してきました。
糖質80%程度の超高糖質食でしたが、量が少なかったせいか体調は良かったです。


さて甲田先生は、断食・朝食抜きの玄米菜食・生菜食等々、
様々な食養生法で患者さんに向き合ってこられました。

その中で、癌は一筋縄ではいかない―玄米ご飯+菜食で克服は無理で、
生菜食と断食を組み合せるしかないと言っておられました


穀物はナマ玄米粉や、水に数日つけた奥歯で噛み磨り潰せる玄米ですから、ブドウ糖として吸収されることはなく、血糖値変動はないに等しいです

典型的生菜食での野菜は、
根菜類;ナガイモ30g、ニンジン120g、ダイコン100g
葉物 ;ホーレン草・レタス・ハクサイ等 計250g
これを1日2回

手元にあった「五訂食品成分表」2003で糖質量を計算すると
1日で根菜類から28.5g、葉野菜から7g、計35.5g



さらに裸療法等の西式体操を加え、体力が許せば断食を定期的に挟んでいく。


tsunco先生のところでも書きましたが、βOHB濃度は測っていませんでした。

断食をするとβOHB濃度がかなり上がるのでしょうが、
1日30-40gの糖質量の影響を考えると、βOHBレベルやインスリンレベルがSeyfried.TNのいう癌治療に必要な治療的レンジに、収まるのか?


断食療法・生菜食療法に命をかけておられた甲田先生が、
炊いた玄米菜食では癌治療は難しく、しかし生菜食でも「癌と共存を」と言っておられたのも、

時々、癌細胞がなくなった治療例を挙げておられましたが、全てではなく、
癌細胞も身内、仲良くするという言い方をされていたのも、

いま、<ケトン生成食による癌治療>という視点から見ると、
そうなのだと、妙に納得してしまいます。


ここ3年近く、玄米を断ち・肉をタラ腹食べる甲田門下生に、私、進化を遂げました(笑)。

肉食半減運動の旗を振っておられた先生から破門されそうですが、

否々、権威主義こそ嫌っておられ、
自らの心身で確かめよ―<自灯明>をモットーとされて、
そのように生きよ・食べよと言っておられましたので、
天国で笑っておられると思います。

ではまた。
Re: 生玄米菜食
モリモト先生

コメントありがとうございます。

大変勉強になりますので、記事にあげさせていただきます。

今後ともよろしくお願いいたします。
No title
はじめまして
いつも勉強させてもらっています。
私の親が、ステージⅣと診断されてから私もガンについて色々調べていました。
ふとしたことから玄米に含まれているRBFというものが良いらしいと知りましたが、玄米も糖質では?と疑問を感じていました。やはりそうですよね、玄米も糖質たっぷりですからね。ありがとうございます。 

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