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パラダイム・シフト

私は医療業界とは全く関係ない人間ですが、夏井先生のサイトや江部先生のブログを見たり、過去医療機関で私が実際に体験した事(癌とは全く違うことで)などを考えると、日本の医療を取り巻く環境に対して少なからず不満、不信を抱く事があります。

夏井先生はご存知のように湿潤療法や消毒の廃止を掲げて創傷治療の世界に一大革命を起こしております。
WEBサイトは2001年から運営されており、10年以上にわたり湿潤治療を実践され確実に実績が積み重ねておられます。
消毒の有害性に対しても、自らの身体を使った人体実験や思考実験、考察を重ね完璧な理論が完成されていると思います。

そして湿潤治療の正しさ、有効性が世の中に認識されてきた結果、湿潤治療を取り入れる病院が増えてきて、従来の治療よりも、痛くない、綺麗に治る治療を受けられる環境がジワジワと増えてきております。
これはひとえに夏井先生の多大なる努力の結果であることは間違いないと思います。

しかしながら、これだけ実績もあり理論も確立しているのに世の中において湿潤治療はまだまだ少数派であるというのが実状ではないでしょうか?

怪我をして病院に行くと消毒されるのがあたり前。ちょっとした怪我に一回くらい消毒されるのは実質的にはあまり問題はないかもしれませんが、一番影響があるのは火傷ではないでしょうか。
湿潤治療なら難なく治る火傷が、大きな病院に行ったばかりに創面を深くされ、しなくてもよい皮膚移植を半ば強制されてしまうというのが、一般的なのではないでしょうか?

日頃から夏井先生のサイトや医療関係の情報を積極的に見ている人は、万が一の場合は間違いなく湿潤治療を受けられる病院に行くと思いますが、日頃普通に生活して何も知らない人は普通に悲惨な治療を受けてしまいます。
何も知らず普通の病院に行くか湿潤治療を受けるかで患者としては明らかに大きな差が生じ、それはあくまでも患者の持っている知識で分かれるのです。

一般市民としてはどの病院に行っても湿潤治療が標準治療として受けられる事が理想であり、逆に、もう10年以上も実績があり患者にとってメリットが非常に大きな湿潤治療が何故標準治療にならないのでしょう?


恐らく、医療の世界に任せていては、湿潤治療が標準治療として定着するにはあと10年くらいは必要なのではないかと感じてしまいます。(それ以上かも?)
お医者さんにしてみれば、今までの治療を黙々と続けていれば何のリスクも追わずに仕事をこなしてお金がもらえるのです。
いくら、もっと良い治療法があると知っても、リスクを考えるとなかなか踏み切れないのだと思います。
さらに湿潤治療では医療報酬も下がってしまう。

普通のお医者さんが湿潤治療を行なうには「患者さんのため」という動機がよほど強くなければ、踏み切ることが出来ないのだと思います。

あるいは、所属する○○学会等から「湿潤治療をするべし」等の通達があれば別ですが、それはもっと非現実的かもしれません。

現在の医療の世界で湿潤治療が広まるには、お医者さん一人ひとりの良心に頼るしか無いのだと思います。



一方、医療の現場では毎日毎日患者さんが発生しています。

患者はその日その治療を受けるかどうかで人生が大きく変わるのです。
患者は医療の世界にパラダイムシフトが起きるのなんか待っていられないのです。


医療の世界に任せていては、この先何年も毎日毎日新たな被害者が発生してしまいます。
この現状を打破するのは、

医療の世界を監督する厚生労働省の役割なのではないでしょうか?

厚生労働省は「国民の健康と安全を守る」という事が重要な役割です。

今現在、大きなケガや火傷を負って一般的な病院に行くと、傷をより深くされてしまうという一種の「傷害行為」が行われているのです。
厚生労働省がこれを見て見ぬふりをしていてはダメでしょう?

国民の健康と安全を守るのなら、一刻も早く湿潤治療を標準化することが必要ではないでしょうか?
湿潤治療は患者のメリットだけでなく、医療費の削減にもつながり、国民全体のメリットにもなります。

そのスジの専門家が湿潤治療についてはまだエビデンスが無い云々等と反対するのなら、厚生労働省が旗を振って予算をつけて湿潤治療についての研究を推進すれば良いのです。



湿潤治療を例に書いてみましたが、これと全く同じ事が糖尿病に対する治療にも言えます。

従来の糖尿病治療は、糖尿病を治す治療ではなく、対処療法だけであるばかりか、医者の言う糖尿病によいとされる食事をしていてもほぼ確実に合併症を引き起こしてしまうのです。

糖質制限は、糖尿病に対して最善の方法だというのは、理論的にも実績からも明らかであると思います。

しかし、大部分の糖尿病患者は普通の病院で、一生薬漬け、注射漬けの治療しかしてもらえず、さらには自分で勉強して糖質制限を知ったとしても、それを全否定されてしまうような事例も多々あるようです。

これに対しても厚生労働省が糖質制限の有効性、安全性等の研究を強力に推し進めて欲しいのと同時に、現在研究中ですが、こういった治療法もあります等のアナウンスを積極的に行なうべきではないだろうか?思うのです。
自己責任で糖質制限をやろうと思っている患者さんに安心感を与える為にも。



厚生労働省に期待しても無理かな・・・と思わなくもないですが、一縷の望みをもって書いてみました。
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コメント

待っていられない
こんにちは。
おっしゃる通りですね。
患者は医療の世界にパラダイムシフトが起きるのなんか待っていられないですよね。

私も私のいいようにやらせてもらう、やってみる、と思い家庭内の医療、子どもの教育など判断してやってきました。

古い医学の本、教育学の本(図書館に昭和の出版物など閉架で多くありますよね)を見ると、昔はこんなことが常識だったんだ!?と、ギョッとすることがいっぱいです。

Re: 待っていられない
マリアさん

コメントありがとうございます。


>古い医学の本、教育学の本(図書館に昭和の出版物など閉架で多くありますよね)を見ると、昔はこんなことが常識だったんだ!?と、ギョッとすることがいっぱいです。

教育はあまりわかりませんが、現代の医学は進んでる分野はもちろんありますが、逆にものすごく根本的な基本的な部分で間違った常識がまかり通っている気がします。

消毒や糖質摂取はまさしくそれだと思います。


あと何十年かしたら、昔の人は傷口に消毒薬つけたり、糖尿病や癌の人に糖質食べさせてたなんてとんでもない事してたんだね、なんて思われるかもです(笑)

ケトン食始めました。
はじめまして。 saikoと申します。
57歳・男性です。

約5カ月、修正アトキンズ食(1日10gの糖質制限食)をしていましたが、アマローネさんのブログを読んでケトン食を調べていくうち、やってみたくなりました。

今日で4日目です。

1年5カ月前に心臓弁膜症の手術をしたのですが、予後が良くないのがちょっと悩みです。

「ケトン食=てんかんの治療食」と思っていましたが、いえいえどうも奥が深そうです。
アマローネさんのおっしゃるとおり、食べながら断食療法をしているようなものなのですね。
福田一典先生の著書もケトン食を理路整然とまとめあげておられます。

アマローネさんがご自分の治療方法に選ばれたのが、今頃になってやっとわかりました。

また海外のサイトではケトン食の話題が盛んですね。
それにアボットから、血糖値を測るようなケトン体の測定器が安価で売られていることを初めて知りました。

「ケトン食の基礎から実践まで」(2011年3月出版)には高額だと出ていたのに、もう一般にも普及しているんですね。

アマゾンUSAで買おうか迷ってます。

甲田光雄先生が少食と断食を使い分けたように、これからは糖質制限食とケトン食を使い分けていくのかもしれません。

それにしてもケトン比3以上はたいへんですね。
Re: ケトン食始めました。
saiko様
はじめまして。

> 1年5カ月前に心臓弁膜症の手術をしたのですが、予後が良くないのがちょっと悩みです。
>
> 「ケトン食=てんかんの治療食」と思っていましたが、いえいえどうも奥が深そうです。
> アマローネさんのおっしゃるとおり、食べながら断食療法をしているようなものなのですね。
> 福田一典先生の著書もケトン食を理路整然とまとめあげておられます。
>
> アマローネさんがご自分の治療方法に選ばれたのが、今頃になってやっとわかりました。


心臓弁膜症予後改善にケトン食、ケトン体が具体的にどう作用するか詳細は不明な部分も多いですが、動脈硬化の改善や擬似断食効果による様々な効果を考えると可能性としては十分考えられますね。

世の中にある食事療法の効果を理論的に考えていくと、ケトン食は最強なのではないかと考えております。
様々な観点から考えて、やはりケトン食に行き着くのです。私はガン対策としてケトン食に行き着きましたが、恐らく他の病気でも、ケトン食が有効となるケースが多いのではないかと思います。

福田一典先生のブログや著書ではケトン食について詳細に作用機序を説明されており私も参考にさせていただいております。


> また海外のサイトではケトン食の話題が盛んですね。
> それにアボットから、血糖値を測るようなケトン体の測定器が安価で売られていることを初めて知りました。
>
> 「ケトン食の基礎から実践まで」(2011年3月出版)には高額だと出ていたのに、もう一般にも普及しているんですね。
>
> アマゾンUSAで買おうか迷ってます。


私も購入を考えていたのですが、 私が調べた時はケトン用電極が1回あたり500円くらするみたいなので、結構高いな、と考えて断念しました(病院で検査するよりかは安いですが)
とりあえずケトスティックスで増減の傾向はつかめましたが、血中ケトンが測定出来ればそれはそれで非常に便利ですね。


> 甲田光雄先生が少食と断食を使い分けたように、これからは糖質制限食とケトン食を使い分けていくのかもしれません。
>
> それにしてもケトン比3以上はたいへんですね。


普通の疾患には、まずは釜池式糖質制限(極力糖質摂取をゼロにする)で十分効果があるのではないかと思います。
ガンやその他の疾患で、糖質ゼロ食でも効果がない場合はケトン食へ移行してみるのが良いのではないかと思います。

なんせ、ケトン食は結構たいへんですからね(笑)
私の場合は生クリームが大好きなので難なく脂質を摂取出来ますが、そうでない人にとってはいかに脂質を摂取するか頭を悩ます事になるかと思います。
MCTオイルやココナッツオイルを導入すれば比較的簡単にケトン体濃度を上げれるかもしれませんが。


saiko様の試みが良い結果となるようお祈り申し上げます。

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