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ガンに塩分制限は必要か?

ガンになったら可能な限り塩分摂取をゼロにしましょうとする考えがある。

元々はゲルソン療法で言い出したようだが、ゲルソン療法の考えを引き継いでいる日本の〇〇式とかいう有名な食事療法やそれを真似した多くの健康法でも減塩は大前提なようである。

何故減塩が必要なのかと、彼らの言い分を調べてみると、

・身体のナトリウム、カリウムのミネラルバランスが狂ってガンが生じる。
・ガン細胞には通常細胞よりナトリウムが多い。
・身体に過剰なナトリウムがあるとガンの増殖を促進させてしまうのでナトリウムを抜かなければならない。

だいたいこのような事を主張しているが、私が思うにとても短絡的な幼稚な理論にしか感じない。


そもそも、人間の身体にとってナトリウムはあらゆる所で大切な働きをする物質で、水分と同じぐらいに人間にとって基本的な重要なものである。

重要なものであるからこそ人間の身体は常にナトリウム濃度を一定に保とうとするシステムが備わっており、仮にナトリウム過剰となっていたならば、それはそのシステムに問題が生じた結果であろう。


よく、いい加減な話で聞くのは、腎臓は塩分を排出するので塩分を取り過ぎると腎臓に負担がかかるという話しがある。
興味がある人はこのサイト腎臓のナトリウム排出の仕組みを見てほしい。

腎臓は、糸球体と呼ばれる毛細血管網で、血液中の水分を物理的な濾過で一度排出する。
これはコーヒーフィルターのようなものなので、赤血球や白血球などの固体と水分をよりわけるだけである(もちろん水分全部を出さないが)
つまり、水分に溶けているナトリウムやカリウムなどのミネラル、アミノ酸、ビタミン、ブドウ糖など身体に必要なものも無選別に一度血管の外へ排出される。ちなみにこれは原尿と呼ばれる。

その後、溜まった原尿はその先にある尿細管で今度は身体に必要な成分だけを再度吸収する。
もし有害物質があればそれは再吸収されないのでそのまま尿として排出される。

このような仕組みを考えると、腎臓は基本的に不要な成分を排出する事にめっぽう強いシステムなのである。

で、そのように糸球体で血液から絞られる水分(原尿)は1分間で100~150ml、1日にすると約144~216リットル、なんと風呂1杯分である。
そのうち尿として排出されるのはおよそ1~1.5リットル程度とすると、約99%は再吸収されている事となる。

腎臓はこれだけ大量の処理を行なっているので、過剰に塩分を摂っても速やかに排出されると考えられる。


ちょっと計算してみた。
仮に、ドバっと10gの塩分を摂って、瞬時に血液に取り込まれてしまったと仮定してみる。
体重60kgの人の血液量は4.8kgで血液中の塩分は通常約0.9%と言われているので、10gの塩分が加わると塩分濃度は1.1%になる。

糸球体で作られる原尿から身体に必要な0.9%の塩分だけ尿細管で再吸収され、過剰な塩分は尿として残ると考えると、約42分で10gの塩分は血液から抜けてしまうのである。
(多少誤差はあるが、おおよそ合っているはず)


腎臓は素晴らし臓器だと思う。

ちなみに、糖尿病腎症というのは、この物理的濾過を行なう糸球体が傷んで正常な濾過機能を失う事である。
血糖が高いと毛細血管が痛むので、糸球体の機能が劣化するのは至極当たり前に思うが、糖質制限にによって血糖を安定させれば決して糸球体はそれ以上痛まないし、徐々に再生する事も十分考えられる。

又、既に多少腎臓が傷んでる人でも糖質さえしっかり制限していれば蛋白質や脂質をいくら摂っても大丈夫ではないかとも考えられる。
毛細血管を硬化させたりつまらせたりするのは、
蛋白質+高血糖
あるいは
脂質+高血糖
あるいは
高血糖
なのだから、腎臓機能が落ちている人に肉や脂を控えましょうと言っても全く無意味だろう。
糖質摂取をやめる事が一番根本的な解決だと思う。




酒が回ってきて話が脱線しまくるので、続きは又後日に。

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