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GLUTと癌

前回の記事ではSGLTを阻害することによって癌を縮小させる可能性があると書きましたが、今回はさらに進めてみます。

癌細胞はSGLTとGLUTによってグルコースを取り入れているようですが、その比率はわかりませんが、色々な情報を調べてみるとやはりGLUT1による取り込みがメインのようです。

では、癌に栄養を与えないために素直にGLUT1を阻害してしまえば良いのでは?と考えてみました。


一般的にGLUT1は身体の全般に発現するらしいですが、特に多いのは赤血球と脳関門とのことです。

身体にとって生命活動を司る根幹的な組織である赤血球と脳は糖の取り込みを他のGLUTよりも優先度の高いGLUT1に依存している訳ですね。


身体にとって一番重要な脳へのブドウ糖取り込みに使われているGLUT1を阻害してしまったらどうなるでしょう。

脳はエネルギー不足で活動出来なくなりますね。

しかし、それは通常食の場合です。

糖質制限をしている人なら皆ご存知だと思いますが、脳はエネルギー源としてケトン体(3-ヒドロキシ酪酸)も使えます。
絶食時では、脳は80%近くをケトン体をエネルギーとして使用しているというデータもあります。
http://harmonica-doctor.way-nifty.com/blog/2010/01/--2-56c3.html

又、これは一応血糖があるのでとりあえず20%はブドウ糖も使っているだけで、もしブドウ糖が取り込めなければケトン体100%でも問題ない可能性もあると思います。
ということは、絶食時やケトン食を行っていて、血中ケトン体が十分高まっている状態ならば、GLUT1を阻害しても脳には何の問題も生じないと考えられます。


で、もう一つGLUT1に依存している赤血球はどうなるでしょう。

赤血球はGLUT1だけに依存しているのか、又は違った糖取り込みシステムもあるのかこれについてはわかりません。


しかし、GLUT1を阻害しても問題無いのでは?と推測できる事象があります。

それは、GLUT1異常症(欠損症)の症状です。


GLUT1異常症とは、GLUT1が全く機能しないのか働きが弱いのか定かではありませんが、GLUT1の機能に異常がある疾患で、日本では50名ほど認定されているそうです。

GLUT1異常症の場合、普通に炭水化物を摂取していると血中ケトン体は非常に低レベルになりますので、脳のエネルギー不足となり、てんかん、発達の遅れ、不随意運動、運動失調、筋緊張低下等、脳のエネルギー不足と思われる症状が出るようです。

この場合、ケトン食にすることで脳へのエネルギーが確保されますので、症状が改善するようです。


このGLUT1異常症の症状は脳へのエネルギー不足に起因するものが主で、赤血球の機能が低下することによる症状ではなさそうな気がします。(あくまでも素人の考えですが)

GLUT1機能が低下しても赤血球はあまりダメージを受けないのは何故なのか?
赤血球は、GLUT1が機能しなくても違うグルコース取り込みシステムが働くのか、あるいはそれほどブドウ糖の消費が多くないので、わずかにでもGLUT1が機能していれば問題ないのか。
この点は全くわかりませんが、GLUT1異常症の事例から考えると、脳の活動に支障が出るほどGLUT1機能が低下しても、とりあえず赤血球は無事なのではないかと推測出来ます。


これらの事から、ケトン食を行って血中ケトンを十分高めている状態では、GLUT1機能をある程度低下させても身体に与える悪影響はあまり無さそうだと思われます。

ということは、ケトン食をしながら前回書いたSGLT阻害薬と併せてGLUT1を阻害してやれば、癌細胞だけに限定した強力な兵糧攻めができるということではないでしょうか?


で、肝心のGLUT1を阻害する物質があるのかですが、ざっと調べた所サイトカラシンBというものや、レスベラトロールを高濃度に使用するとGLUT1を阻害する作用があるようです。

これらの薬剤を人間に使用した場合、GLUT1阻害以外にどのような副作用があるかは現時点ではわかりませんが、仮に副作用が無いとすれば、この治療は癌細胞だけを狙い撃ちにして栄養を断つある意味完璧な治療法と思えなくもないです。


私が医者だったら、是非試してみたいと思うのですが(笑)


関連記事

コメント

何かがおきてる
ケトン食をベースに、いろいろな治療法の可能性が広がりますね。

「絶食 + 3ヒドロキシ酪酸の点滴1カ月」なんて治療もできるかも(笑)


今日、T大学病院へ行ってきました。

尿酸値が11.2! 
相変わらず高い値です。
たまりにたまった体中の尿酸が排出されつつあるのだ、と楽観的に考え、クエン酸を続けていきましょう。

正常値になるか、それとも痛風発作がおこるか、実験でございます。

それより中性脂肪が『211』!!
なんだ、なんだこれは!!
基準値を超えたなんて生まれて初めてだ。
前月は88、前々月は59だったのに。

変えたのは、ケトン食を1日2食から1食に変えただけ。

何かがおきてます。いいか悪いかは別にして(笑)

それにしても自分で感じる体調は、以前に比べ良好です。
満足できる状態にはまだまだ程遠いですが、1年11カ月前に心臓弁膜症の手術をしてから、いちばんいいかもしれません。

1年1カ月前に脳梗塞の前兆のような症状がでて、神経内科にまわされ2週間ほど入院してました。
それ以来神経内科にも受診してますが、ここにtagasyuu先生がいらっしゃいます。

今日主治医のK准教授に、tagasyuu先生の診察を受けたいと申し出たら、快く了解していただきました(tagasyuu先生の承諾なしに)。

感謝です。

来月からtagasyuu先生とケトン食の話で盛り上がりそうです(笑)
まだざっとしか拝読しておりませんが…
素晴らしい!
朱鷺も自分が何か病に陥ったら、自分の身体を使って実験するだろうな、という生き物です。
朱鷺の場合は、もちろん、鍼灸を使いますが。

癌について、病について、ものすごく勉強されていらっしゃる姿勢に打たれました。

(今、ちょっと時間がないので)また、お邪魔いたします♪
Re: 何かがおきてる
Saiko様

ケトン食をベースに考えると、新たな治療や従来はあまり効かないとされていた薬が劇的に効くようになったりなんてことがあるのではないかと思っています。

中性脂肪すごいですね(笑)

中性脂肪が高いのは、糖質制限をしている限りあまり心配ないかと思いますが、今まで低かったのに高くなると気になりますね。

原因としては、食事から大量摂取した脂質がトリグリセリドとして血中に漂ってるか、やや負荷の高い運動をして脂肪酸が大量に供給されたが、余ったので再度肝臓でVLDLに変換されて血中に大量に放出されたか。
などと考えられますが、もしや検査前にココナッツオイルがぶ飲みしたとかはないですか?(笑)


Tagasyuu先生の診察、楽しそうですね(笑)
Re: まだざっとしか拝読しておりませんが…
朱鷺様

コメントありがとうございます。

私は、副作用がなく、継続的に癌を抑え込める手段を模索しております。
その手段として私自身はケトン食を試しているのですが、ただしケトン食は誰もが長期実行出来る方法ではないなと感じてております。
なので、誰でもすぐ効果が出るような手段として薬や他の方法を併用する事も色々考えております。

鍼灸の観点から、何か有効と考えられるものがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。

Re: Re: 何かがおきてる
アマローネ様

>もしや検査前にココナッツオイルがぶ飲みしたとかはないですか?(笑)

いいえ、そんなことしてません。
ここんとこずっとつまみ食いなどせず、きちんと1日1食です(笑)

つまみ食いするとケトン体が下がることがわかってから、つまみ食いは損した気分になるのでできないのです(笑)

ですからこの高い中性脂肪は、ケトン食によるある過渡期の症状として前向きにとらえたいと考えております。

この1カ月くらい、1日に5~8回くらい尿をケトスティックでチェックしてます。
1日1食を始めたころは朝3+~4+でしたが、落ち着いたのかこのごろは2+~3+です。

それが時間がたつと下がっていき、夕方には「±」に なるのですが、夕食前には1+に上がることがおおいです。

なんかおもしろいですね。

そのうち血液で、3-ヒドロキシ酪酸をチェックしてみます。


本日、夏井先生のサイトで「閃輝暗点」の話題を見ました。

「閃輝暗点」って何?と思い、Wikipediaで調べたら、何とそれは私の「持病の発作」のことでした。

へぇ~、「閃輝暗点」って名前の付いている症状なんだ、と笑ってしまいました。

これは、ここの4月24日ブログのコメント14の『私は「目」に、おそらく脳に起因する原因不明の持病があり、月に10回くらい発作みたいな症状・・・』のことです。

先月はこの発作は1度もありませんでした。

私の経験では、この症状はケトン食で著効があります。
Re: Re: Re: 何かがおきてる
saiko様

閃輝暗点につきまして、同じ症状に苦しむ多くの方に知っていただいた方が良いだろうと思い記事にさせていただきました。
良い情報をありがとうございました。


尿中ケトン(アセト酢酸)ですが、一日5~8回チェックということは、それだけ排尿回数があるということですよね?

私自信感じていたのですが、水分を多く摂って排尿回数が増えるとケトスティックスは低めになります。
おそらく、尿細管で再吸収できなかったアセト酢酸量は同じでも、水分が多ければその分希釈されて、結果的にケトスティックスは低くなるのではないだろうかと考えております。

一日5~8回ということは昼間かなり水分を多めにとっているのではないでしょうか?
その場合、体内のケトン体は一定でも、水分の排出のタイミングでケトスティックスはかなり変動するのではないでしょうか。

私の場合は、毎日会社で決まった時間にお茶を飲むので水分摂取量は毎日かなり安定してます。
しかし気温による発汗量で、季節で排尿回数はかなり変わってきます。
夏場、暑い時は朝1回午後一回寝る前1回程度です(笑)

同じ条件でも冬場はあと3回程度増えます。

ケトスティックスの場合は、毎日同じ条件(起床時とか昼前とか)でチェックしなければかなり変動するのではないかと思っております。

Re: Re: Re: Re: 何かがおきてる
アマローネ様

ブログに取り上げていただいて、ありがとうございます。

ケトン食に対する認識が深まれば幸いです。


>尿中ケトン(アセト酢酸)ですが、一日5~8回チェックということは、それだけ排尿回数があるということですよね?

コーヒーや炭酸水をたくさん飲むので、多尿傾向はあります。
ですが、頻尿ではありませーん(笑)

データ取得のため、絞り出しているのです(笑)


>ケトスティックスの場合は、毎日同じ条件(起床時とか昼前とか)でチェックしなければかなり変動するのではないかと思っております。

私もそう感じます。
1日の中でも、ケトスティックの値は時間によりおおきく変化しています。
また水分摂取量でも違いはあると思います。

ただ、同じような食事をすると、値の違いはあっても同じようなカーブを描きます。

特に夕食前に減少から増加に転じる様は、神秘的なものを見るような気分にさせます。

まるで「甲田カーブ」を見るような気持ちです。
Re: Re: Re: Re: Re: 何かがおきてる
saiko様

体内のケトン体そのものが1日の中で大きく変動するようですからね。

血糖測定のように血中ケトンも気軽にバカバカ測定できるとよいのですが(笑)

ケトスティックデータ
私の近頃のケトスティックのデータを貼り付けてみました。
夕食の開始時間は、9/8と9/9は18:30、9/10は23:00です。

注目すべきは9/10 23:00の2+。
空腹時にどんどん数値が上がっていきます。

このまま食べなかったらもっと上がっていくのでしょうか?(笑)

(アマローネさんにお願い。半角数字のデータの空白部分がなくなって、数値の判別ができなくなっていたら、このコメントは削除してください。)

9/8 4.00 10.00 12.30 14.00 17.00 18.30 23.30
2.5+ ± ± ± 1+ 1+ 1+

9/9 4.00 11.30 16.00 18.30 23.00
3+ 1+ 1+ 2+ 3+

9/10 3.00 8.30 12.00 14.00 17.00 18.30 23.00
3+ 2+ 1+ ± ± 1+ 2+

9/11 6.30
3+
Re: ケトスティックデータ
saiko様

貴重な情報ありがとうございます。

で、私も昨日からこまめにチェックしてみました。

9/11
11:00 3.5
14:00 2.0
18:00 3.5
23:00 3.0
9/12
04:00 3.0
07:00 3.5
11:00 3.5

こんな感じです。

食事は毎朝具なし味噌汁にオリーブオイルとココナッツオイル30ccずつ入れて飲んでます。
最近お昼には「紀文の無調整豆乳500ml」をベースにおからパウダー10g程度、オリーブオイルとココナッツオイル30ccずつ飲んでます。
夕食は昨夜は20時頃ピータンと野菜炒め&オリーブオイルとココナッツオイル30ccずつ。と、ハイボール2杯と赤ワイン。


お昼に飲んでる豆乳ですが、500mlだと炭水化物9gになります。
一応、食物繊維なのか糖質なのかメーカーに聞いてみましたら、食物繊維はほぼゼロとのことでした。
又、大豆の糖質はショ糖だけではなくオリゴ糖も含まれており、品種によっては50:50くらいの比率のもあるようなのですが、それについては「分析していないので不明です」でした(笑)
糖質9gはやや多いのですが、豆乳500ml、油60ccさらにおからパウダー10g(乾燥重量なので腹のなかでかなり膨れる)とともに摂取しているので吸収も遅いと思われ、ケトン体生成に影響は少ないようです。


おからパウダーは、腸内細菌が短鎖脂肪酸を生み出して体のエネルギーとして活躍してくれることを期待して摂取してみてるのですが、短鎖脂肪酸が出てるかどうかは別として、便の状態はなかなか良いです(笑)

Re: Re: ケトスティックデータ
「実に素晴らしい」とtsunco先生ならおっしゃりそうなデータです(笑)

3-ヒドロキシ酪酸の値が、1日中2~5Mmol/Lくらいあるかもしれませんね。

それにひきかえ、私はトホホでございます。
も少しタンパク質を減らすことを考えてみましょう。


それにしてもすごい食事内容です。
ケトン爆上げメニューとでも申しましょうか。

これはアマローネさんだからできるのであって、私にはちょっとムリです(笑)

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