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ケトン体を上げるためには

ケトン体を上げるためにかれこれ1年近く試行錯誤しておりまして、ケトン体を上げるための基本的な考え方は、以前コメント欄に書きました。

これです

ここで、「ケトン体は、肝臓や筋肉のグリコーゲンが枯渇して初めて上昇してくるのだと思います」
と書いておりますが、これはあくまでも私の体感から想像したものです。
糖質を摂取してケトン体が低下し、それが復活するまでの時間が、糖質摂取量と密接に関係があり、それはおそらくグリコーゲンの貯蓄量なのだろうと推測していたのですが、それを裏付ける論文がありました。


絶食時の肝のグリコーゲン不足は、肝-脳-脂肪の神経回路を介して脂肪組織のトリグリセリド分解を促進する


この論文によりますと肝臓のグリコーゲン不足をきっかけとして、脂肪組織が分解されて血中に脂肪酸が放出される事が明らかにされてます。
(脂肪酸はケトン体の原料で、血中脂肪酸が多くなるとケトン体も多くなる)


この実験では

・肝臓から脳への迷走神経を遮断すると、絶食して肝臓のグリコーゲンが不足しても脂肪分解が起こらない。

・肝臓のグリコーゲンを増加するよう操作した上で絶食させると脂肪分解が起こらない。

・肝臓のグリコーゲン合成を阻害すると脂肪分解が起こるが、迷走神経を遮断したら脂肪分解が消失。

これらの事が確認されてます。

又、迷走神経カットマウスと通常マウスを同じように断食させるとどちらも体重減少は同じなのに迷走神経カットマウスは脂肪量の現象が少なかった(筋肉が減った)ことや、その際の血糖、血漿インスリン、グルカゴン、カテコラミン、FGF21濃度などに双方で差は見られなかったことから、脂肪分解を調整するのは血糖値やホルモンではなく、迷走神経を介していると推測できます。



ということで、ケトン体を上げるには、やはり糖質摂取は出来るだけ少なくして肝臓にグリコーゲンを貯めないようにすることがまず基本だと考えられます。


自分の場合や、他の人の実績をみておりますと、厳密に糖質摂取をゼロにしていれば、タンパク質摂取量は特に気にしなくても総ケトン体1500~2000μM/L程度はいけると思います。(糖質ゼロ食)

そこからさらに上げたい場合はタンパク質摂取量を制限するケトン食となります。


そこは、お好みに応じてチャレンジしてみて下さい(笑)




9月12日12:00追記

論文をもっとわかり易く紹介したページがありましたので、リンクしておきます。

肝臓内グリコーゲン量を減らすと脂肪は効率的に燃焼する - 筑波大が確認

肝臓内グリコーゲン量の検知システムを発見
~脂肪燃焼との関係を解明、肥満防止へ一歩前進~



この中で、肥満対策として脂肪を効率的に燃焼させるには、肝臓のグリコーゲンを減らすことが有効であると書かれております。

肝臓にグリコーゲンを溜めない食事が体脂肪を効率よく燃焼させるわけで、

結局、効率よく脂肪を燃焼させるには、糖質制限が有効であるという証明にもなりますね。



関連記事

コメント

脳の神秘
 ご紹介のサイトを必死に読んでみました。
 
 ケトン体回路への切り替えスイッチが、ホルモンではなく神経を介しての脳にあるということが驚きでした。やはり身体は脳にコントロールされているのですね。新たな知識を教えていただいて感謝しています。

 ケトン体を上げるには糖質をできるだけ少なくして、体重現象が起きない(痩せすぎない)程度のタンパク質を摂取すればいいということですね。
中性脂肪
貴重な情報、ありがとうございます。

>この論文によりますと肝臓のグリコーゲン不足をきっかけとして、脂肪組織が分解されて血中に脂肪酸が放出される事が明らかにされてます。
(脂肪酸はケトン体の原料で、血中脂肪酸が多くなるとケトン体も多くなる)

私の妄想ですが・・・

ケトン体が主要エネルギーに切り替わると、血液中の中性脂肪が高めになるのではないでしょうか?
そしてケトン体への転換が亢進する。
この時、一定量以上のタンパク質を摂ると、ケトン体への転換システムが止まってしまう。

まるでインスリンの糖質に対する作用のように。


駄文、失礼しました。
No title
アマローネ様

さすが素早い情報キャッチ!!
私も7日の記事を見まして、思わず Wikipedia で「迷走神経」を開いてみました(笑)。
ただ単に血圧に関係する神経系としか思っておりませんでしたので・・・

確かに「脂肪酸の代謝に迷走神経が関与している」と言うのは新しい知見ですね。
ただ、グリコーゲンとの絡みはそうなのかも知れませんが、血中グルコースとの絡みも合わせて研究して欲しかったような気もします。
私の実験(笑)ではケトン体産生と糖新生は別々の機序で働いているような気がしました。
しかし、江部先生の断食時の血糖値は極端に低く、ほとんど低血糖状態だったようで、
そこいら辺がよく分かりません。
ケトン値
5日前にこのブログにたどり着きました。
ちょっと感動しました。私もケトン値上げてます。頑張ってください。応援してます。
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1日の血中ケトン値の変化
アマローネ様

福田先生のクエン酸についての情報は、すでにご存じのことと思います。

>安全性に問題がなく、効果が期待できそうな方法にクエン酸を1日30~45グラム摂取する という治療法が報告されています。
>柑橘類ががんや心疾患の予防に役立つことは多分正しいと言えます。

クエン酸1日15gでも大量摂取だと思っていましたが、上限にはまだまだ余裕があったようです(笑)
が、クエン酸信者となった私でも1日30g~45gは少しビビります(笑)
でも、ケトン食とクエン酸との相性はとても良いと感じますから、少しだけ増やしましょうか(笑)


「ケトン食1日1食」の3-ヒドロキシ酪酸の動きを、眠いのをがまんして(笑)調べたので、報告します。

1.食事内容
 ①成分値 : 糖質2g・タンパク質66g・脂質193g  2,009kcal
        (woodyattケトン比 3.4)
 ②食材  : 鶏モモ肉240g・サバ120g・レタス80g・ラード40g・マヨネーズ60g
        バター60g・オリーブ油10g・塩少量
 ③日時  : 9/16 18:30より食事開始。経過時間の原点とする。

2.測定器/単位
  3-ヒドロキシ酪酸・・・・・ABBOTT社 Precision Xtra / M mol/L
  アセト酢酸・・・バイエル社 ケトスティックス
  血糖値・・・・・ABBOTT社 FreeStyle FREEDOM-Lite / mg/d

3.データ
 経過時間 ヒドロキシ酪酸 ケトスティック 血糖値
   0    2.0     1+    82
   2    1.9     1+    75
   4    2.9     2+    93
   6    3.3     3+    83
   8    5.3     3+    90
   9    5.7    3.5+   93
  10    5.7    3.5+   90
  13    4.0     3+    79
  16    4.0     2+    76
  18    4.1     1+    82
  19    3.4     1+    84
  21    3.1     1+    77
  23    3.7     1+    79
  24    4.4     2+    80

 平均値    3.8    2.0+   83

4.考察
 ①今回のデータおよび長期のケトスティックデータより、3-ヒドロキシ酪酸のグラフは、サインカーブに似ている。
 上のピークは経過時間8~9で3-ヒドロキシ酪酸の値は5.7、下のピークは経過時間21で値は3.1。

 ②経過時間0と24の3-ヒドロキシ酪酸の違いは、前日のタンパク質量の違いか?
  9/15食事内容 糖質3g・タンパク質84g・2004kcal・ケトン比2.9

 ③同じような食事内容でも、1日に1食であるか2食であるかにより、3-ヒドロキシ酪酸の1日量は違うように思える。
ケトン食を開始してからの期間および測定数が違うため比較はむずかしいが、3-ヒドロキシ酪酸の加重平均値は、1日1食のほうが2食に比べ63%多い(3/14ブログ・コメント10参照)。

 ④こまめに尿を採取すると、ケトスティックの値と血液の3-ヒドロキシ酪酸の値は相関する(笑)
  
Re: 脳の神秘
こたろう様

コメントありがとうございます。
 
>  ケトン体回路への切り替えスイッチが、ホルモンではなく神経を介しての脳にあるということが驚きでした。
ケトスティックスでケトン体をチェックしてると、最初はまるで無反応で、ある程度グリコーゲンが無くなってから反応しだすので、どこかの時点でスイッチが入るというようなイメージで、私もそのような表現をしていたかもしれませんが、実際は連続的に増減しているはずです。

肝臓に貯蔵されているグリコーゲンの量が減るに従って徐々に脂肪酸が増えてきて、その脂肪酸の一部が肝臓でケトン体へと変化していると考えるのが妥当と思われます。

実際、全く糖質制限をしていない人でもケトン体は全くゼロではありません。

この部分は、誤解しやすい表現をしていたかと反省しております。


>
>  ケトン体を上げるには糖質をできるだけ少なくして、体重現象が起きない(痩せすぎない)程度のタンパク質を摂取すればいいということですね。

そうですね。
上記にも関連しますが、糖質制限だけではケトン体は2mmol/dl程度が最大で、そこからさらに上げるにはタンパク制限が必要と考えられます。
それがなぜかというのは、豊富にタンパク質を摂取していると一定量肝臓にグリコーゲンが供給されるので脂肪酸供給量が上がらないのか、別のメカニズムで脂肪酸供給が制限されるのか、そのあたりはよくわかりません。

ただ、糖質をふんだんに食べるとそれに比例してグリコーゲンがたっぷり肝臓に蓄えられると考えられますが、タンパク質をどんなにたくさん摂取しても、肝臓にはごく少量以上には蓄えられないような気がします。
(ケトン体の動きから考えて)

このあたりのメカニズムをあれこれ考えていると、とても面白いです(笑)
Re: 中性脂肪
saiko様

> 私の妄想ですが・・・
>
> ケトン体が主要エネルギーに切り替わると、血液中の中性脂肪が高めになるのではないでしょうか?
> そしてケトン体への転換が亢進する。
> この時、一定量以上のタンパク質を摂ると、ケトン体への転換システムが止まってしまう。

私の血液検査では、ケトン高めの時も低い時も中性脂肪はほとんど変化してないのですよ(笑)

saikoさんの中性脂肪が高かったのは何故だろうかと色々考えていたのですが、

一般的には、血液中の中性脂肪は食事(脂質)から摂取したトリグリセリド(TG)か、血中に放出された脂肪酸が再度肝臓でVLDLに合成されたもののようです。(血液検査では、どちらも中性脂肪として検出される)

糖質をたっぷり摂取しているは身体に脂質が有り余っているので中性脂肪が高くなるのはわかるのですが、ケトン食をしている人の中性脂肪が高くなるのは、なかなか謎です(笑)

私は特に高くない。
しかしsaikoさんは高い。

そこからあれこれ考えてみると、クエン酸が絡んでる可能性はあると思います。

saikoさんは以前のコメントでクエン酸を一日平均13gくらい摂取されていると書かれておりましたが、私は一日一回3g程度です。

詳しい作用機序はまだわかりませんが、これが関連している可能性はあるのではないかと思っております。
Re: No title
Yamamoto_ma様


> 私の実験(笑)ではケトン体産生と糖新生は別々の機序で働いているような気がしました。

私も、血糖値とケトン体は全く別の機序で働いてそれぞれの値が作用しあうことは無いと考えております。
血糖値はあくまでも血糖をある一定範囲に保つように愚直に制御されているだけであって、一方、脂肪酸放出量(ケトン量)は肝臓のグリコーゲン量あるいは糖新生の材料となるアミノ酸量(アミノ酸プールの余力?)から決まるのだろうと思います。


> しかし、江部先生の断食時の血糖値は極端に低く、ほとんど低血糖状態だったようで、
> そこいら辺がよく分かりません。

私も江部先生が断食して極端に血糖値が低かった原因は何だろうと考えておりましたが、糖新生能力の訓化の問題ではないかと思いました。


基本的には、健康な人は絶食しても血糖値が一般的な適性範囲よりも下がることは無いはずです。
しかし、糖質を3食きっちり何十年も食べていた人がいきなり断食をすると低血糖になる可能性はあるのではないかと思います。
何十年も基本的に食事からグルコースが供給され、多少食事を抜いても肝臓に貯蔵されているグリコーゲン分解でなんとかまかなえていたのが、数日の断食でグリコーゲンがすっかり枯渇し、100%糖新生によってグルコース供給を行なう事など人生初といった場合、糖新生能力が衰えていて低血糖になるのではないかと思います。

江部先生の2008年07月17日のブログを見てみると、人生初の本断食で0カロリーにして3日めに低血糖になったようです。
私のケトスティック測定から考える体感でもたっぷり糖質を摂取して肝臓にたっぷりグリコーゲンを蓄えてそこから完全にグリコーゲンが無くなるのは3日間くらいかかると感じております。

江部先生の場合は3日間で完全にグリコーゲンが無くなって、100%糖新生にならざるを得ない状況で糖新生能力が追いつかなかったのではないかと推測します。

勿論、その糖新生の能力は繰り返し断食したり糖質制限していれば徐々に本来の能力を取り戻して断食しても低血糖にならなくなると思います。

なので、糖質制限を永年続けている江部先生は今同じように断食しても低血糖にはならないはずです。


しかしながら江部先生のブログのコメント欄を見ていると、糖質制限してしばらく経つのに低血糖だという人がちらほらいます。
それは上記の理由では説明がつきません。

その場合はなぜかと考えていたのですが、またまたこちらの一人抄読会様のブログにヒントとなる記事がありました。
低血糖に対する血糖上昇機構が障害されるメカニズム
http://syodokukai.exblog.jp/19494989/

これを読みますと、元々糖尿病の人はインスリン分泌に障害がある訳ですが、それとともにグルカゴン分泌にも障害がある可能性が示唆されています。
又、グルカゴン以外にもいくつか可能性が書かれていますが、糖尿病の人は血糖上昇システムに障害があって、インスリンや血糖下降剤を使わなくても低血糖になりやすい可能性が書かれております。

糖尿病全ての人がそうだとは思わないですが、糖質制限をしてインスリンも薬も使ってないのに低血糖になる人はこのような原因があるのではないかと考えられます。
Re: ケトン値
奈良県吉野けん様

コメントありがとうございます。

吉野様はどのような背景でケトン食をされているのでしょうか?

よろしければ、色々情報を共有させていただければ幸いでございます。

Re: 1日の血中ケトン値の変化
saiko様

大変素晴らしいデータをありがとうございます!!!
いやー素晴らしい!
記事にさせてもらいます。


> 福田先生のクエン酸についての情報は、すでにご存じのことと思います。
>
> クエン酸1日15gでも大量摂取だと思っていましたが、上限にはまだまだ余裕があったようです(笑)
> が、クエン酸信者となった私でも1日30g~45gは少しビビります(笑)


1日30g~45gのクエン酸は、無茶好きな私でもさすがにドン引きです(笑)
でもまぁ、ちょっと増やしてみようかと思っております(汗)

Re: Re: 中性脂肪
9/12にピロリ菌の検査のためにT大学病院に行きました。
血液検査があったので、ついでに中性脂肪もお願いしました。

結果は、「191」。 やはり高い!
中性脂肪の高い原因を追究するため、これまでの流れを整理してみます。

     中性脂肪 ケトン食開始 大量クエン酸 1日1食
2/1   79    -      -     -
4/5   87   49日目    -     -
5/10  49   84日目    -     -
6/7   78  112日目    -     -
7/5   59  140日目   15日目  つまみ食いあり
8/2   88  168日目   43日目  つまみ食いあり
9/6  211  203日目   78日目  完全1食22日目
9/12 191  209日目   84日目  完全1食28日目

アマローネさんのおっしゃるように、中性脂肪の高い原因としてクエン酸との関連も考えられますが、私はクエン酸の経過日数から考えて、1日1食という食事間隔のほうが可能性として高いと思います。

話は少しそれますが、2月に初めてケトン食をした時、体調に変化がありました。
耳鳴り・動悸・頭痛・痛風発作など負の変化です。

4月にアマローネさんに負けまいと(笑)、ケトン比を「3」から「4」に上げた時、ケトスティックは「4+」に上がりましたが、最初の頃感じたような耳鳴り・動悸が強く、痛風発作の予感もあり断念してケトン比を「3」に戻しました。

7月にケトン比は変えないで1日2食から1食に変えた時も、ケトスティックは「4+」を指し示し、同じように耳鳴り・動悸が強くなりました。

つまり私の体は、『1日2食でケトン比を「3」から「4」に変えた時』も『ケトン比「3」の状態で1日2食から1食に変えた時』も、同じ反応を示したのです。

私の体は、「この2つの変化は同じだよ」と暗示していると思うのです。

8/5ブログ・コメント25でも述べたとおり、1日トータルの食事内容は同じであっても、私の体は1日1食と2食ではケトン体の出来高が大きく違います。

体の中で、「2食の時に働かなかったシステムが、1食の時に働き出している」と思えてなりません。

そのスイッチは、アマローネさんのおっしゃるグリコーゲンの枯渇かもしれません。

私の単純な思考は、1日1食によるケトン体の増加と中性脂肪の増加を体内システムの変化に結びつけてしまうのです。

あっ、それと ピロリ菌検査は陰性でした(笑)

Re: Re: Re: 中性脂肪
saiko様

このデータから考えると、クエン酸と中性脂肪は関係無さそうですね。


私も、同じ食事量でも1日2食より1食の方がガツンとケトン体は高くなります。
先日書いた食事内容を1日1食で摂るとケトスティックスは一日中ほぼ4を維持します。

ケトン体を高くするには、基本的にはなるべく食事間隔を空けるのが良いのは確かだと思います。


ケトン体と中性脂肪の関係は、引き続きあれこれ考えてみます(笑)
Re: Re: Re: Re: 中性脂肪
>先日書いた食事内容を1日1食で摂るとケトスティックスは一日中ほぼ4を維持します。

わぉー、すごいですねぇ!
國清拡史さんの無塩菜食療法をやってみたらどうでしょうか?

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