スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

1日の血中ケトン値の変化

saiko様からコメントに素晴らしいデータを頂きましたので、ご紹介させていただきます。

アマローネ様 

福田先生のクエン酸についての情報は、すでにご存じのことと思います。 

>安全性に問題がなく、効果が期待できそうな方法にクエン酸を1日30~45グラム摂取する という治療法が報告されています。 
>柑橘類ががんや心疾患の予防に役立つことは多分正しいと言えます。 

クエン酸1日15gでも大量摂取だと思っていましたが、上限にはまだまだ余裕があったようです(笑) 
が、クエン酸信者となった私でも1日30g~45gは少しビビります(笑) 
でも、ケトン食とクエン酸との相性はとても良いと感じますから、少しだけ増やしましょうか(笑) 


「ケトン食1日1食」の3-ヒドロキシ酪酸の動きを、眠いのをがまんして(笑)調べたので、報告します。 

1.食事内容 
 ①成分値 : 糖質2g・タンパク質66g・脂質193g  2,009kcal 
        (woodyattケトン比 3.4) 
 ②食材  : 鶏モモ肉240g・サバ120g・レタス80g・ラード40g・マヨネーズ60g 
        バター60g・オリーブ油10g・塩少量 
 ③日時  : 9/16 18:30より食事開始。経過時間の原点とする。 

2.測定器/単位 
  3-ヒドロキシ酪酸・・・・・ABBOTT社 Precision Xtra / M mol/L 
  アセト酢酸・・・バイエル社 ケトスティックス 
  血糖値・・・・・ABBOTT社 FreeStyle FREEDOM-Lite / mg/d 

3.データ 
 経過時間 ヒドロキシ酪酸 ケトスティック 血糖値 
   0    2.0     1+    82 
   2    1.9     1+    75 
   4    2.9     2+    93 
   6    3.3     3+    83 
   8    5.3     3+    90 
   9    5.7    3.5+   93 
  10    5.7    3.5+   90 
  13    4.0     3+    79 
  16    4.0     2+    76 
  18    4.1     1+    82 
  19    3.4     1+    84 
  21    3.1     1+    77 
  23    3.7     1+    79 
  24    4.4     2+    80 

 平均値    3.8    2.0+   83 

4.考察 
 ①今回のデータおよび長期のケトスティックデータより、3-ヒドロキシ酪酸のグラフは、サインカーブに似ている。 
 上のピークは経過時間8~9で3-ヒドロキシ酪酸の値は5.7、下のピークは経過時間21で値は3.1。 

 ②経過時間0と24の3-ヒドロキシ酪酸の違いは、前日のタンパク質量の違いか? 
  9/15食事内容 糖質3g・タンパク質84g・2004kcal・ケトン比2.9 

 ③同じような食事内容でも、1日に1食であるか2食であるかにより、3-ヒドロキシ酪酸の1日量は違うように思える。 
ケトン食を開始してからの期間および測定数が違うため比較はむずかしいが、3-ヒドロキシ酪酸の加重平均値は、1日1食のほうが2食に比べ63%多い(3/14ブログ・コメント10参照)。 

 ④こまめに尿を採取すると、ケトスティックの値と血液の3-ヒドロキシ酪酸の値は相関する(笑) 
   



saiko様、眠いのを我慢してとても素晴らしいデータの採取とご提供誠にありがとうございます。
実に素晴らしい!
数字だけで眠らせておくのはもったいないのでグラフ化させていただきました。
グラフ化にあたり
・横軸は昼夜の影響もわかりやすいように時刻表示にしました。
・尿中アセト酢酸はケトスティックスの数字は1+、2+、3+というのはそれぞれ15、40、80mg/dlに相当しますのでアセト酢酸の絶対値でプロットしました。


saiko.jpg


まず私が一番興味があったのは血中3-ヒドロキシ酪酸と尿中アセト酢酸の関係ですが、データ採取から朝7時までは素晴らしく相関がとれております。
ところが7時以降、3-ヒドロキシ酪酸と尿中アセト酢酸の変化の傾向は似ているものの、比率としては乖離してしまってます。
これは何故なのか。
もともと脂肪酸がβ酸化されて生成されるのがアセト酢酸でそれをさらにNADH2+で還元されて3-ヒドロキシ酪酸になるので身体の活動状況によってその比率が変化する可能性もありますし、又は朝から積極的に水分をとって尿の水分が多くなって結果的に検知されるアセト酢酸の濃度が下がったか、あるいは尿細管での再吸収量が変化したのか、こればっかりはわかりませんね(笑)

ただ、私自身も食事から考えるとケトン体はかなり多いはずなのにケトスティックスが薄くてあれ?と思うことがたまにあるので、このデータから考えるとそれはケトスティックスで測定している限り致し方なくケトスティックスはあくまでも目安だという事が良くわかりますね(笑)


又、血糖値とケトン体の関係は、これを見る限り特に相関は無さそうだと考えられます。

さらに、3-ヒドロキシ酪酸そのものの1日の変化ですが、これは又私とsaikoさんでは傾向が違うんですよね(笑)
私の場合は基本的には食事をすると下がってそこから右肩上がりに上昇してくるパターンなのですが(あくまでもケトスティックスでの結果ですが)saikoさんの場合は以前もコメントに傾向を書いてもらいましたが食事後数時間後に一旦ピークがあってそこからやや下がってまた上がるような傾向なんですよね。。
その違いは何なのだろうかと考えております。
運動の量や生活パターンでも差が出るとは思いますが、そのへん今後突き詰めて考えて見たい部分でもあります。


こんな研究思う存分やってみたいものです(笑)


saiko様、素晴らしいデータの提供をありがとうございました。
重ね重ね御礼申し上げます。


関連記事

コメント

分水嶺
きれいなグラフとお褒めの言葉、ありがとうございます。
とてもうれしいです。

>3-ヒドロキシ酪酸そのものの1日の変化ですが、これは又私とsaikoさんでは傾向が違う んですよね(笑)
>私の場合は基本的には食事をすると下がってそこから右肩上がりに上昇してくるパターンな のですが

1日2食の時は、私もアマローネさんと同じように
「ケトン体は食べると上昇し、ネタが切れると下降する単純な山なりの変化」
という体内生産システムだと思っていました。

ところが1日1食にしてみると、あたりまえだと思えていたその感覚が、あてはまらなくなりました。

ケトスティックや3-ヒドロキシ酪酸の結果から「何か別のシステムが働き始めた」と考えざるを得ないのです。

そうでないと「5.7という高い値」や「食事前にケトン体が上昇する」という事実を説明できないのです。

このあたり糖質制限と断食の分水嶺かもしれません。
アマローネさんと同じように突き詰めて考えてみたいです。

このごろ自分の中で何かが起きていることを感じます。
期待も込めて「少しづつ治癒が始まっている」と考えるようにしています。

この治癒力は、食事間隔や食事内容の乱れで、すぐに大きく低下するような気がします。

生活パターンを破壊する、悪友の誘いが怖い近頃です(笑)
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
Re: 分水嶺
saiko様

記事では触れませんでしたが、何気に5.7という素晴らしい数字をマークしてるのですよね(笑)
断食ではなく、ケトン食でこの数字はかなりの爆上げモードだと思います。

でもほんと、高ケトンを維持するのは難しいのですよね。
上げるだけなら絶食で簡単に上がります。

でも、ほんの少しの糖質や間食でぐっと下がってしまって、「あーぁ・・・」と思ったことが何度も(笑)


断食やケトン食で身体のケトン体が高まってくると、すぐに現れる効果もありますが、長期間やってジワジワ効いてくるような効果もあるような気がします。
具体的にこうなったというのは難しいのですが、なんか身体が変わってきたという感じです。


長期間の高ケトン維持というのは、誘惑との闘いですね(笑)
Re: Re: 分水嶺
>断食やケトン食で身体のケトン体が高まってくると、すぐに現れる効果もありますが、長期 間やってジワジワ効いてくるような効果もあるような気がします。
 具体的にこうなったというのは難しいのですが、なんか身体が変わってきたという感じで  す。


全く同感です。

てんかんや片頭痛など脳に関しては速効性がある感じですが、その他に関しては「じわ~っと」ですね(笑)

コメントの投稿

非公開コメント


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。